ライノスコンテナでは、リーファーコンテナのボックス部分に大手国内メーカーの汎用冷凍機・冷蔵機を取付けた(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの取扱いをおこなっております。お客様のご要望に合わせて、新造品・中古品の販売とレンタルを行っています。
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナとは
海上用リーファーコンテナの断熱材入りのボックス部分を活用し、リーファーコンテナ用の冷凍機ではなく、国内冷凍機メーカー各社の汎用タイプの冷凍・冷蔵機を取付けた製品の事をリーファーコンテナと区別し、(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナと呼んでいます。輸送用ではなく、定置に固定して冷凍、冷蔵倉庫として使用する場合、この汎用タイプの冷凍機を取付けた(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナには多くのメリットがございます。
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの用途
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの用途としては、海上コンテナのように輸送に使用せず、陸上に据置し保冷庫・冷蔵庫・冷凍庫として使用する事を想定しています。 出荷前の収穫物(野菜・果物・生花作物)の一時保管庫や酒蔵・ワインセラーとしての利用、食品製造工場・薬品/精密機器の低温倉庫等としての用途もあります。また、近年の温暖化の影響から、暑熱対策用への活用等、新しい用途も広がっています。
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナに適した製品・商品と対象になるお客様
適した製品・商品等:食肉、生鮮品・魚介類、食料品、冷凍食品、冷凍加工品・日本酒・ワイン等の酒類、飲料、生花、その他、定温保管が求められる医薬品、電子部品、精密機器、フィルム、美術品など
対象となるお客様:これらの製品・商品の製造メーカー様、生産者様、輸送業者様等
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナのサイズは?
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナはリーファーコンテナと同一のボックスを使用しますので、サイズはリーファーコンテナと同様です。しかし、汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナは室内機がリーファーより内側に張り出しているため、内寸の奥行(長さ)の有効寸法が少し短くなります。
(参考)リーファーコンテナのサイズ
以下はリーファーコンテナの標準的なサイズです。(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの場合、冷凍機の種類によって内寸の奥行きが短くなる場合がございます。
リーファーコンテナ
サイズ 仕様等10ft 12ft 20ft 20ft
High Cube40ft 40ft
High Cube外寸(mm) 全長 2,991 3,658 6,058 6,058 12,192 12,192 全幅 2,438 2,438 2,438 2,438 2,438 2,438 全高 2,591 2,591 2,591 2,896 2,591 2,896 内寸(mm) 全長 2,383 3,050 5,450 5,450 11,584 11,584 全幅 2,292 2,292 2,292 2,292 2,292 2,292 全高 2,275 2,275 2,275 2,580 2,241 2,546 重量(kg) 自重 2,100 2,200 3,000 3,030 4,600 4,870 最大積載量 8,060 8,400 27,480 27,450 25,880 25,610 最大総重量 10,160 10,600 30,480 30,480 30,480 30,480 1100x1100mm
パレット収納枚数横(幅) 2 2 2 2 2 2 縦(奥行) 2 2 4 4 10 10 合計枚数 4 4 8 8 20 20
※こちらに掲載している仕様は一般的なものです。製造元、仕様、ロット等によって数値は異なりますので、参考値としてご活用下さい。
リーファーコンテナ(海上輸送用冷凍コンテナ)との大きな違いは冷凍機
海上輸送用のリーファーコンテナとコンテナ冷凍庫・冷蔵庫が大きく異なる点は冷凍機です。主な相違点は以下の通りです。
比較項目 | リーファーコンテナ(海上輸送用冷凍コンテナ) | 冷凍コンテナ・冷蔵コンテナ(汎用冷凍機付きコンテナ) |
設定可能温度等 | 〇 設定温度帯が広い(常温・冷蔵・冷凍の3温度帯域に同一機種にて対応)一般的に + 30℃ ~ -30℃ | △ 使用温度帯域(常温・冷蔵・冷凍)に合わせて、冷凍機の機器選定を行う必要がある。 △同一機種での加温は出来ない。 〇 3温度帯対応の冷凍機を使用すれば常温、冷蔵、冷凍温度帯に対応 |
冷気吹き出し | 下部からの吹き出し | 上部室内機からの吹き出し |
駆動音等(最大値) | △ ~ 90 デシベル程度で、少々うるさい。(地下鉄の車内と同程度の騒音) | 〇 65デシベル前後で音が静か(一般的なエアコンの室外機程度) |
電気代 | △ 割高 コンテナサイズに関わらず約10馬力の同一機種を使用 | 〇 割安 コンテナサイズに合わせた馬力選定が可能。また省エネ機能搭載機種が多数あり。 |
輸送用途での使用 | 〇 可能(海上輸送、陸上輸送) | × 不可(定置での使用が前提) |
修理・メンテナンス | △ 技術者が少なく、サポートを受けられる地域が大都市圏のコンテナ港付近に限られる事がある。出張サポートが受けられない場合や時間がかかる場合がある。 | 〇 大手手冷凍機メーカーのサポートネットワーク利用して、全国どこでも出張サポートが受けられる。 |

リーファーコンテナ (Reefer container・Refrigerated container) の構造・仕組みについて。断熱入りのコンテナに冷凍機が装着されており、庫内を通常-30℃から+30℃に設定可能。常温(ドライ)・冷蔵(チルド)・冷凍(フローズン)の3温度帯輸送が可能。リーファーコンテナの電源は通常3相400V。食品/化学品/医薬品/精密機械の輸送や保管に最適
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの導入メリットとは
定置にて冷凍庫・冷蔵庫として、コンテナを使用する場合は、様々な導入メリットのある(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナが適しています。
1. 省エネ性能
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナはリーファーコンテナの冷凍機に比べて、省エネ性能に優れており、電気代も割安になります。近年電気代も上昇を続けており、コスト面、環境への配慮の観点から、この点も重要なメリットになります。
2. 静粛性
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナはリーファーコンテナの冷凍機に比べて、静粛性に優れており、設置場所近隣への影響も最小限に抑えられます。近隣への騒音の影響なども心配ないため、近くに住宅地がある場所でのご使用も安心です。
3.サポート体制が充実
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナは国内大手冷凍機メーカーの製品を採用しており、全国各地のメーカーサポートネットワークや空調設備業者様にて、修理・メンテナンスが可能なので、導入後も安心です。この点はコンテナ価格だけではなく、冷凍機の導入の際に考慮すべき重要なポイントになります。
冷凍コンテナ・冷蔵コンテナ(汎用冷凍機付きコンテナ)は様々なオプションが装備可能
(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナには様々なオプションが装備可能です。
- 庫内灯
- 監禁防止装置
- 隔測温度計
- サイド扉
- マンドア(出入り用ドア)
- ジョルダーレール
- 他

ライノスコンテナでは、お客様のご要望、ご使用条件に合わせて、最適な(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナをご提案致します。近年の猛暑日の増加により(汎用冷凍機付)冷凍コンテナ・冷蔵コンテナの需要が増えています。日本全国配送設置可能で様々な実績もございますので、お気軽にご相談下さい。
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